7月の健康 「夏バテ」対策 |
夏本番直前、「夏バテ」対策をしていきましょう。 夏バテとは、毎日続く暑さにからだが対応できず、からだにたまった熱を外に出すことができなくなった状態で、食欲の低下、だるさ、疲れがとれないなどの症状が見られます。 人間のからだは体温を一定に保とうとする働きがあり、暑くなると、汗をかいたり血管を広げたりして体温を調節します。この体温調節は自律神経の働きによるものです。冷房の効いた室内と暑い外との温度差にからだがうまく対処できず、からだが混乱して自律神経失調状態になり、熱を上手に調整出来なくなります。 また、暑いからといって冷たいものをたくさん飲んでばかりいると、消化機能が低下して食欲等を減退させます。そうなると体力は減少し、疲れはたまり、ますます自律神経の働きが悪くなるといった悪循環です。 冷たくした飲食物ばかり取るのではなく、体内にこもった熱を冷やすには、夏の食べ物(キュウリ、トマト、ナス、スイカなど)を食べることで体の熱感を取ることをおすすめしたいです。 また、熱を発散させるには、うまく汗をかくことです。自律神経の働きをスムーズにし、上手に体温を調節するためには、室温と外気の温度差を5度以内に心がけ、汗の元となる適度な水分補給が必要です。 「暑い夏 汗をかきかき 縁側で スイカほおばる 夏の風物詩」のような真似事をしてみてはいかがでしょうか(^_^) (2009.7.2[Thu])
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