8月の健康 「熱中症」対策 |
夏真っ盛り 海だ!山だ!祭りだ!と楽しいことがいっぱい。 でもこの季節、気をつけたい事のひとつに「熱中症」があります。 からだには、気温が変化しても、体温を一定に保とうとする仕組みが備わっています。暑くなって体温が上がり始めると、皮膚の血流量を増やして皮膚から熱を逃したり、汗をかいて、その汗が蒸発することによって熱を逃がしたりして、体温を下げます。ところが体内の水分や塩分が不足して脱水状態になると、体内の熱を外に出せなくなり、熱がこもって、さまざまは体の変調を来たすようになります。このような状態が「熱中症」です。 高温多湿のこの時期、炎天下の屋外や、換気の悪い室内などでは、からだが熱を吸収して体温を上げていきます。 このような環境の中、熱中症を起こしやすい理由として、からだが暑さになれていない、疲労がたまっている、睡眠不足などで自律神経の働きが悪くなっていたりすると、体温を調整する能力の低下や発汗機能の低下により汗をかきにくくなり、熱を逃がすことが出来なくなります。 暑すぎると感じたら、涼しい環境に身を置き、冷たいタオルなどで首や脇の下などを冷やし、少しずつ水分補給をしましょう。このとき、汗をかいていると塩分も不足しているので、合わせてとっていきます。スポーツドリンク等がお手軽で体内への吸収も早くお勧めです。 夏を満喫するため、からだに「調子はどう?」と問いかけてみてはいかがでしょうか(^_^) (2009.8.3[Mon])
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