2009年11月のニュース&トピックス

11月の健康 「風邪」対策
朝晩の冷えが身にしみる今日この頃ですが、風邪などひいていませんか?ここでは普通感冒(普通の風邪)についてのお話しです。

風邪の症状にはせき・鼻水・発熱・のどの痛みなどがありますが、これらはからだの防衛反応の現われです。

せきや鼻水は体内に停滞している水分を上から出して、からだを活性化させようとする働き、のどの痛みはウイルスをのどのところでくい止めて体内に侵入させないために炎症が起きる。発熱も侵入してきたウイルスをやっつけようとしているのです。風邪で高熱がでるのは強い邪気(ウイルス)と戦っているからです。からだに体力があるのです。

このように考えると解熱剤のように症状を押さえてしまうような薬は極力飲まないほうが良いということになります。

ここで問題なのは、「風邪はよくひくけど熱は出ない」という方。高熱を出すだけの体力がないのです。このような方は、風邪を長引かせてしまいます。日頃から冷え対策に心がけ、胃腸の働きを整えておくことが大切です。

風邪は冷えと過食と睡眠不足で胃腸が弱っているとひきやすくなります。
「風邪をひいたから栄養をつけよう」と考えがちですが、胃腸が弱っているので消化のよい温かい食事を少しだけ食べるようにし、からだを温かくして(汗ばむことのないように)ぐっすり眠りましょう。

風邪かな?と思ったら、梅干の黒焼きに番茶を注いだものや、卵酒など試してみてはいかがでしょうか(^_^)
(2009.11.4[Wed])

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