2月の健康 「脳卒中」対策 |
2月4日は立春ですね。暦の上では春になります。 今年の冬は暖冬と言われていますが、でもまだまだ、急に寒くなったりしますので油断は出来ません。 冬は脳卒中の多い季節といわれています。 脳卒中とは脳の血管の障害によって起こる病気の総称で、突然起こるのが特徴です。俗に言う「当たった」という状態です。 脳卒中には大きく分けて「くも膜下出血」「脳出血」「脳梗塞」の3種類があり、生活習慣や生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症)などとかかわりの深い病気です。 特にこの時期は血圧のコントロールが大切になります。 冬の寒さのために血管が収縮し血圧が上昇します。これは普段から血圧が高い人ほど上昇の度合いが大きいといわれています。 寒さが厳しい日に、特に注意したいのは、急激な温度変化です。暖かい部屋から暖房のないトイレやお風呂場の脱衣所などに急に出ていくと、からだは熱を逃さないように血管を収縮させ、その結果血圧が上昇し、脳卒中を起こすことになります。 あらかじめトイレや脱衣所を暖めておくことが必要です。 普段過ごす部屋の温度を上げすぎずに衣類で調節することも大切です。 またストレスや過労、睡眠不足は交感神経を緊張させ、全身の血管収縮状態を起こし血圧の上昇につながります。十分な休養と睡眠をとることが大切です。 たまには、こたつにとっぷり入って、みかんを食べながらゆっくり夜を過ごすのもいいのではないでしょうか(*^_^*) (2010.2.1[Mon])
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