6月の健康 「6月病」 |
なかなか気候が落着かなくてさわやかに過ごせませんね。 新人の皆さんは新しい環境に慣れましたか? 学生に多い「5月病」、社会人に多い「6月病」なんていわれるそうですが、新人研修も終り、緊張の連日だったけど仕事も覚え始めた頃、なんだか疲れが取れない、眠れない、食欲がない、やる気が出ないなんて状態に落ちいっていませんか? ずっと頑張って突っ走ってきたんだから疲れるのは当たり前ですね。ここらでからだをいたわっておきましょう。 疲労は精神的ストレス(七情のみだれ)、過食、勞倦によって生じます。 東洋医学では肝は「怒」、腎は「恐・驚」、脾は「思・憂」を主るといわれています。 対人関係にビクビクして腎を傷め、イライラしてると肝を傷め、ストレスが溜まってやけ食いなんかしていると脾(消化器)が弱りクヨクヨといつまでも考えがちになります。 こんな状態だとからだは冷えているはず。この冷えが、より一層、肝・腎・脾を傷め、いろんな症状をひき起こすことになります。 先ずはからだを温めていきましょう。足湯や半身欲もいいですし、ホットパックなどでお腹や腎(腰)を温めるのもいいでしょう。食事は消化のいいものを少なめにとること、冷たいものは控える、ふくらはぎや太ももの内側をマッサージするのもいいです。 環境は変わらなくても自分自身のからだが回復してくると、ものの見方や考え方、感じ方が多様性を増し、からだも精神も楽になってくると思いますよ(*^。^*) (2010.5.31[Mon])
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5月の健康 自律神経を整える |
春は「発生」の季節。すべての物が芽生え天地間の万物は生き生きと栄える・・・の、はずでしたがこの寒暖の激しさで乱れに乱れている。人間も例外ではなく、体調を崩している方も多いのではないでしょうか。 人間は環境温が変化しても体温が一定に保たれる仕組が備わっていて、それを調節するのは自立神経の働きです。 寒いときは交感神経が働いて手足の血管を収縮させて放熱を防ぎ、暑いときは副交感神経が血管を拡張させ体温を下げるよう働き、お互いコントロールし合っています。でもこんなにも気温に変化があると体温コントロールも大変です。 また生活においてもストレスがいっぱいで、私たちの交感神経はいつも緊張しています。だから自立神経は交感神経が優位になり過ぎる傾向にあります。 そうなるとからだは「冷え」に傾いていろんな症状がでてきます。手足の冷え、むくみ、疲れやすい、月経痛、肩こり、腰痛、頭痛、etc。 まめにからだを副交感神経優位に持っていきましょう。 自分の好きな音楽を聴いたり、半身浴をしたり、美味しいものを食べたり(食べすぎはNG)、からだをリラックスさせることです。 いつでもどこでもできる方法として呼吸法があります。呼吸は自律神経をコントロールできる唯一の方法です。 吐くときは副交感神経が興奮するので、できるだけゆっくり長く吐くことによって副交感神経が優位に働くということです。 毎日少しの時間でいいので、意識して深い呼吸をするよう試してみてはいかがでしょうか!(^^)! (2010.5.6[Thu])
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