2010年06月のニュース&トピックス

7月の健康 腸内環境を整える
梅雨に入り、高温多湿となり食中毒の心配な時期ですね。
食中毒を予防するには、細菌を「つけない」「増やさない」「殺す」の3原則がポイントだそうです。手洗いや調理方、食品の保存方法など日常生活の中での予防方法が多く紹介されています。

腸の中でもさまざまな解毒劇が繰り広げられています。

私たちが口にした食べ物や飲み物、それに含まれる細菌やウイルスに対して、腸は吸収すべきか排除すべきかを賢く判断して、有害なものは便として体外に排出されます。このような働きを「腸管免疫」と呼びます。

この免疫機能を調節しているのが腸内細菌です。
腸内細菌には免疫の仕組みを活性化するものとそれを抑制するものがあり両者のバランスが保たれることで、腸管免疫は正常に働きます
腸内細菌のバランスが崩れて、免疫の異常が起これば、いろんな症状や病気を起こりやすくなります。

腸内環境を適切に保つには規則正しい食生活をすることです。乱れた食生活は腸の処理機能が追いつかなくなり腸内細菌のバランスが乱れやすくなります。

夜はきちんと眠り、規則正しく三食とる、そして排便。毎日の生活のリズムを整えて細菌やウイルスに負けないからだをつくっていきましょう。
(2010.6.30[Wed])

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