11月の健康 頭痛もち |
山々が赤や黄色で彩られる季節になりました。‘紅葉狩り’には出かけましたか?空気はきれいで、食べ物も美味しくて、気持ちの良い季節です。 こんな気持ちのいい日に、頭が痛くて出かけられないなんてことはありませんか? 頭痛は、くも膜下出血や脳腫瘍、髄膜炎など原因となる病気があり、その症状として現れるものと、原因となる他の病気がなく繰り返し起こる、俗に「頭痛もち」といわれる慢性頭痛とがあります。 主な慢性頭痛として「片頭痛」と「緊張型頭痛」があります。 「片頭痛」はズキンズキンと脈打つように痛み、吐き気や嘔吐を伴うことがあり、寝込むこともあります。頻度としては一般的に月に1〜2回ほどで、4時間〜3日間程度続きます。 片頭痛はストレスから解放されてほっとした時や睡眠不足、寝過ぎ、月経時、天候の変化など心身や環境の急激な変化が刺激となって起こることが多い病気です。できるだけ規則正しい生活を過ごすようにしてみましょう。 「緊張型頭痛」は締めつけられるように頭全体が痛み、寝込むほどの痛みではないのですが、朝から晩まで、何日間も続きます。 緊張型頭痛はパソコン作業などのように長時間同じ姿勢を続けていたり、体が冷えていたり、過度の緊張状態やストレスなどで、肩や首などのコリがひどくなって起こることが多い病気です。 体全体を温め、気分転換や無理のない体操などを心がけることで予防につながります。 (2012.11.1[Thu])
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