5月の健康 自律神経の乱れ |
連休はどのように過ごされましたか?長期の連休明けはどうもからだがだるい、重いなんて症状に陥っていませんか? それは副交感神経から交感神経への切り替えが上手くいかないためです。 体には自分の意思とは関係なく、体の機能をコントロールする自律神経があります。 自律神経は、正反対のはたらきをする「交感神経」と「副交感神経」の2つからなり、この2つがバランスよくはたらくことで、健康状態を保っています。 交感神経は、活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時に優位にはたらく神経です。 副交感神経は、休息している時、リラックスしている時、眠っている時に優位にはたらく神経です。 副交感神経はリラックス信号を出そうとするからだの働きですので、仕事などで交感神経系の興奮や緊張、ストレスなどが強いほど、そうした緊張から回復しようとする副交感神経の働きも、その分、強くなります。 新年度の始まりでなんやかんやと忙しく、交感神経が過剰亢進しているところに長期休暇があり、からだは副交感神経優位のリラックスモードに入ります。この差が大きいけらば大きいほど症状も強くなります。 脱力感からなかなか抜け出せないでいるときは、起床時間や食事などのリズムを整え、睡眠を十分にとるように心がけてみましょう。 (2013.5.9[Thu])
|
|