3月の健康 自律神経失調症 |
よく寝たつもりなのに疲れがとれない、体がだるい、やる気がでない、首や肩こりがひどい、めまい、頭痛、動悸、不眠、耳鳴り、便秘下痢等々さまざまな症状がからだに現れ、病院に行っていろいろ検査をしてみたが、異常なし。そして大抵「自律神経失調症ですね」と言われます。 自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから成り立っています。 交感神経は日中活発に働き、活動を支えている神経です。活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時に働きます。 副交感神経は主に睡眠中にはたらき、体の回復を支えている神経です。食事をしている時、眠っている時、リラックスしている時に働きます。 日中、交感神経優位で活動して疲れても、夜にしっかり副交感神経に切りかわれば回復は進みます。この2つがバランスよく働いていれば、体内環境が整い、元気でいられるのです。 しかし、仕事等のストレスでくよくよ悩んだり、食べ過ぎや夜更かしなどで交感神経優位の緊張状態から副交感優位にうまく切り替われないと、体が回復できません。 こうして体のダメージがたまって「症状」となって現れるのが、自律神経失調症です。 活発に活動した後は、リラックス状態で食事とり、ぬるめのお風呂にゆっくりつかり、ぐっすり眠り、副交感神経の働きを高めていきましょう。 (2014.3.6[Thu])
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