2015年05月のニュース&トピックス

臨時休診のお知らせ
臨時休診のお知らせ

平成27年5月23日(土曜日)

学会参加のためお休みさせていただきます。 

ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承下さいますようお願い申し上げます。
(2015.5.18[Mon])

5月の健康  鉄欠乏性貧血
体内の鉄不足による貧血を「鉄欠乏性貧血」と言い、日本人の貧血患者の約7割、女性全体の約1割が該当するとされています。

体内には肝臓や骨髄などに蓄えられている貯蔵鉄があり、また食事から吸収される鉄とほぼ同じ量の鉄が汗や尿、便などから排泄され、バランスがとれています。

過度なダイエットや偏食などによる鉄の摂取不足、成長期や妊娠と授乳期などには多くの鉄を必要とします。また、月経量が多い人、子宮筋腫や子宮がんなどの病気による出血、胃や腸の潰瘍、痔などによる慢性的な出血がある場合などは、喪失するり鉄の量が増えます。

このように長期間にわたって摂取不足や出血などが続くと、血液に含まれる鉄が慢性的に失われ、鉄の吸収と排泄のバランスがくずれ、貯蔵鉄も底をついて、鉄欠乏性貧血が起こります。

鉄は、血液中で酸素運搬の役割を果たすヘモグロビンを構成する重要な成分の1つです。鉄が不足すると、ヘモグロビンが体内で生成されずに減少してしまいます。ヘモグロビンが減少すると、体内に十分な酸素が巡らず、体が低酸素状態を起こします。

そのため、体がだるい、疲れやすい、動悸や息切れ、集中力がなくなるなど、様々な症状が現れます。他にも、爪が割れやすい、抜け毛・枝毛が増える、氷を食べたくなるなどの症状を訴える人もいます。

貧血には必ず原因がありますので、それを明らかにすることが大切です。
(2015.5.12[Tue])

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