2015年10月のニュース&トピックス

10月の健康  片頭痛
片頭痛はズキンズキンと激しい頭痛が起こり、吐き気を伴います。動くと痛みが強まるため、寝込んでしまうこともあります。特に女性によく見られる慢性頭痛です。

片頭痛は頭の血管が過度に拡張することが原因と考えられています。

ストレスや女性ホルモンなどが誘因となって太い血管を収縮させた後、次は過度に拡張します。また、三叉神経の興奮が関係しているともいわれ、その結果、腫れや炎症を起こして頭痛が起こるのです。

片頭痛は症状によって、判断していきます。特徴は、「片側に起こる」「ズキンズキンと拍動性の痛み」「強い頭痛」「動くと痛みが悪化する」、これら4つのうち2つ以上当てはまること。かつ、発作中に「吐き気」「光・音に敏感」のどちらかがあれば、片頭痛と診断されます。

また片頭痛特有の前兆に、閃輝暗点(せんきあんてん)があります。これは視野の真ん中にギザギザの光が見え、それがだんだん広がっていき、やがて視野から消えます。消えた後、60分以内に頭痛が現れます。

しかし、閃輝暗点が現れるのは片頭痛の患者さんの1〜2割で、ほとんどの方は、前触れの症状はありません。

片頭痛を起こす誘因には、ストレス、気圧の変化、ホルモンの変化、人混みや騒音、食べ物などさまざまなものがあります。

生活の中で、誘因がないかを見直して、取り除けるものはできるだけ、回避していきましょう。
(2015.10.2[Fri])

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