2015年12月のニュース&トピックス

年末年始  休診のお知らせ
師走の候、なにかと気忙しい毎日をお過ごしのことと思います
今年も残すところあとわずかとなりました
皆さんにとってどんな一年だったでしょうか

年末年始の休診についてお知らせいたします

平成27年12月30日(水)〜 平成28年1月3日(日)

           までお休みさせていただきます

新年は1月4日(月)から平常通りの診療となります

暖冬とはいえ、これからが冬本番です
くれぐれもご自愛ください
お元気で新年を迎えられますようお祈り申し上げます
(2015.12.21[Mon])

12月の健康  偽痛風
偽痛風(ぎつうふう)は、痛風によく似た症状をもった病気です。
偽痛風は、痛風と同じように関節炎が主な症状で、一見すると痛風の症状に見えるためにこのような名前が付けられました。

しかし、痛みを引き起こす原因物質が違います。
痛風は血液中の尿酸が結晶化し、関節等に沈着して関節炎を引き起こしますが、偽痛風は、ピロリン酸カルシウムの結晶が関節部に沈着することで発症します。

関節炎の好発部位は膝関節で、偽痛風の患者さんの50%以上が膝関節に症状が出ています。また関節炎の他に発熱や体重減少を伴うことがあります。

ピロリン酸カルシウム結晶は、蓄積量が多くなればなるほど関節や軟骨に石灰化をおこして、運動障害の原因になります。

偽痛風を発症している場合、ピロリン酸カルシウムの結晶が蓄積して石灰化を起こしているのでレントゲン写真に映るためX線検査で診断することが可能です。X線以外では、患部から採取した関節液を検査して、ピロリン酸カルシウムの有無を確認する関節穿刺液検査があります。

痛風か偽痛風かの診断は自分ではできません。きちんと検査を受け、適切な治療を行っていきましょう。
(2015.12.15[Tue])

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