9月の健康 不整脈 |
不整脈とは、心臓の拍動(脈)の一定のリズムや回数が乱れる状態です。 心臓は拡張して血液をため、収縮して血液を全身に送り出すポンプの役割をしている臓器です。 心臓の右心房にある「洞結節」という部位から電気を発生させ、一定のリズムで収縮と拡張を繰り返しています。このリズムが拍動です。 不整脈は、心臓を収縮させる電気の発生と電気の流れに異常が生じるために起こります。不整脈は大きく分けて3つのタイプがあります。 拍動(脈)がとぶタイプは、正常な拍動の間に時々不規則な拍動がでるタイプで、「期外収縮」といいます。 脈が速いタイプは、「頻脈」といい、正常な拍動が一分間に60〜100回に対して頻脈は100回以上となります。 脈が遅いタイプは、「徐脈」といい、拍動が1分間に50回以下となります。 不整脈は、健康な人にも起こることがあり、心配のないものもあれば、命にかかわる危険なものもあります。異常を感じたら検査を受けてみましょう。 (2016.9.17[Sat])
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